最近 Apple Watch を愛用されている方を多く見かけるようになりました。「おお!仲間仲間!」と思うのは私だけでしょうか? Apple Watch 単体だけでは、機能100%の威力を発揮しませんが、iPhoneと連携させることでiPhoneの通知を受け取ることができ、ヘルスケアによる心拍数の記録や、SuicaやICOCAによる鉄道やバスの利用、IDやQuickPayをはじめとする電子マネーによる買い物など、その他数多くのことができることから、私たちの日常生活をより豊なものにしてくれます。ただ悩ましいことに、Apple Watch には、大きい方と小さい方の2種類のサイズがあります。いざ購入しようとした場合、5万円近くの製品ですし、特徴などを事前に調べて納得した上で購入したいものです。 私自身、小さい方のサイズでデビューし、その後の買い替えで、大きい方のサイズを購入しました。 そこで今回は、買い替え時にサイズアップした経緯があることから、その選択をした背景などについて、ご紹介していきたいと思います。
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目次
Index
はじめに
AppleWatchには2種類のサイズがあります。最新のSeason4は、44mmの大きい方と40mmの小さい方といったラインナップになっております。ここでいう44mmと40mmというのは時計本体の縦方向の外形サイズを表しており、腕の太さ方向のサイズを示しています。一般的に腕の太い方は、44mmといった大きいサイズの方を、腕の細い方は、40mmといった小さいサイズの方を選択をされる方が多いです。
私はAppleWatchを2本所有しており、初回は Season2 38mm を購入。Season4 への買い替えのタイミングで、44mmにサイズアップすることにしました。高価なアイテムなので買うからには覚悟が必要となります。両サイズを購入し使ってみたからこそ、見えてきたこともあります。買ってしまってから「ああ。こっちにしておけばよかった・・・」なんてことにならないよう、ぜひ参考にしていただければと思います。
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カタログ比較
Season4とSeason2とで表示領域(画面サイズ)が異なりますが本体のサイズ(厚み除く)は同じです。
・Season4 44mm = Season2 42mm
・Season4 40mm = Season2 38mm
Apple Watch Season 4 44mm | Apple Watch Season 2 38mm | |
本体サイズ [mm] 縦 x 横 x 厚さ | 44 x 38 x 10.7 | 38.6 x 33.3 x 11.4 |
ディスプレイ | 368 x 448ピクセル 表示領域: 977平方ミリメートル | 272 x 340ピクセル 表示領域: 563平方ミリメートル |
本体重量 [g] | 36.7 | 28.2 |
価格 | 48,800円〜(税別) | 37,800円〜(税別) |
比較値
”GPSモデル” での比較値となります。他にも”GPS+Cellularモデル” もあります
特徴
カタログスペック上、大きいサイズの方が8g重く、価格も約1万円高いです。また表示領域も広いです。(当たり前ですね!)
機能的な違いを見ると、特に大きな差異はありません。細かなことを言い出せば、本体サイズの違いによりバッテリ容量も違いが出てきますが、モニタには省電力性の高いOLEDが採用されており、画面のON/OFF切り替えについても、とてもシビアにコントロールされる設計となっているため、実使用上バッテリの持ちについての問題は感じられません。通常の使い方であれば、2日間は充電なしで使える感覚でいます。
価格差(2019-09-03現在)
現行のSeason4の44mmと40mmの価格差は3,000円となっており、大きい方と小さい方の価格差がほとんどなくなってきています。(44mm:48,800円~ / 40mm:45,800円)
私がサイズアップした主な理由
- 大きな文字で視認性がよかった(恥ずかしながら年齢と共に老眼の症状が出始め、手元の小さな文字が見にくくなったため)
- 画面をタップする際の操作性がよかった(例えば表示されるボタンひとつひとつが大きくなったことで、指先を集中せずにラフな感じで操作することができる)
- 本体の厚みが薄く進化したことから、腕につけてもバカでかい印象を受けなくなった(存在感がより自然になったことで、”どや!感” が薄れた)
購入前にやってもらいたいこと!
数値だけの判断で購入するのも1つですが、時計としての装着感については、個人個人で違いもあり感覚的な判断が必要となります。AppleStoreや家電量販店(ヨドバシやビックカメラなど)で、実機を装着することができます。
※実機確認が難しい方は、厚紙や段ボールなどを購入を考えている本体と同じサイズにカットし、腕の上に置いて、サイズ感を確かめるようにしてください。
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Apple Storeの店員さんからいただいたコメント
- 腕が細くない限り、操作性の観点から大きい方のサイズをおすすめしている
- 最近は女性でも大きい方のサイズを購入される方が増えている
- Yシャツを着る方は、袖口をボタン留めすると狭いので、小さいサイズを購入される方も多い(大きい方だと見たい時に袖口に引っかかりやすい)
- ジョギングなどスポーツをする方は、より軽い小さい方を購入される方が多い
- 「おらおら感」や「どや感」を出したい方は、大きいサイズを購入される方が多い
- 逆に「おらおら感」や「どや感」を出したくない控えめな方は、小さい方のサイズを購入される方が多い
- 男性の方であれば初めに価格の安い小さい方を購入いただき、気に入れば何年後かに大きい方へ買い替えていただく。そして、使わなくなった小さい方は、奥さんに「健康にいいからね!」と譲る形にしておいて、少しだけ軍資金を得る(笑)
両サイズを実際に使ってみて私が感じたこと
男性女性と問わず、腕の細い方や、控え目な方、さりげないお洒落を好むような方は、小さいサイズの方がいいかと思います。実際に大きい方を腕に置いてみて、デカ!と感じたのあれば、その第一印象は正しいと思います。ちなみに大きいサイズはベルトの長さも長くなり、ズボンのベルトと同じように、腕に巻いた後、少なからずともお釣りが出ます。グローバル展開されていることから、体格の大きい海外の方と共通の仕様となっているため、日本人からすると、やや大きめのサイズになっている感があります。最近テレビ番組に出演されている方も Apple Watchをされている方が多くなってきています。女性をはじめ、やはり細身の体や腕の細い方が大きい方を装着していると、Watchが主張し少し目立っているような印象を受けます。5万円近い買い物となります。こういった背景からも、実機による確認をおすすめしますが、最近であれば、周りにAppleWatchをしている方が増えてきているので、お店に行かなくても、「ちょっと試させて!」と相談すれば、こころよく装着させてもらえるかと思います。(Appleファンの繋がりに勝るものはありません!)
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最後に
いかがでしたでしょうか? 今回はAppleWatchの購入を考えている方は、初めに必ずぶち当たるであろう「サイズ選び」に関する私なりの情報でした。私は2台持ちしているとご紹介しましたが、朝の歯磨き後に大きい方を装着し職場へ出向き、仕事を終え帰宅。入浴前にようやく外し充電器へセット。入浴後、小さい方に切り替えて装着。その後就寝。翌朝歯磨きをした後、小さい方を充電器へセットし、大きい方へ切り替え。といったように、入浴時以外24時間装着したままの状態です。つまり、心拍数や睡眠時間、運動量など、常に記録され続けています。たまに体調が悪い時があります。そのような時は決まって、心拍数の平均値が高くなっているか、睡眠不足によるものが多いです。このように記録を追うことで、原因に目星を付け、改善の手に打って出ることができます。特に意識するようなことはなく、Apple Watch を手にしているだけで、記録がとれるいい時代です。ドライブレコーダーではありませんが、何か事が起こった時に、その前後の状態といったものを確認できる技術、これからも増えていくといいですね! Apple Watch には、ここでは紹介仕切れないぐらいの、人をサポートするための機能が数多くあり、今後も増えていくでしょう。人と機械が支え合える関係、確実に現実の世界へと変わりつつあります。