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地味に難しい日々のウォーキング習慣
「健康のためには1日1万歩!」なんてことをよく耳にします。
朝の散歩もしかり。通勤もしかり。
少しでも歩く機会を増やすことで健康の礎を築いておきたいものです。
私は避けることができない通勤において、この春から片道45分程度歩くことにしました。
個人的には休日早朝の散歩が1番気持ちがよく頻度を増やしたいと思う反面、その時の気分や天候によって、散歩に出かけることがまちまちとなってしまいます。
そこであえて自分への縛りを設けるために、通勤経路の一部の区間だけを歩くようにしたわけです。
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ウオーキングで得られるメリット
歩くことで心拍数が増え血行がよくなり代謝が上がります。
結果的に体内の老廃物を体外へ排出し、筋力の増加や様々な景色を見ながらあれやこれやと考えながら音楽やポッドキャストを聞いたりすることで、精神面においてもプラスの効果を生み出します。
特に悩みごとを抱えている時には最適です。
屋内の閉じた空間ではなく、大きく広がった自然の中に自分を置いてみることで、これまで重くのしかかっていたものが、なんだかちっぽけなことにように思えてしまうことが多々あります。
少なくとも違うことを考えている間は、悩みごとから解放されるはずです。
特に何かに対して炎上しているような時ほど、時間に余裕がなく「他のことに時間をさく余裕なんかない!」ってことを口にしてしまう方が多いかと思います。
実はそのような時ほど「急がば回れ!」の精神で少し時間を置いてみることで、新たなインスピレーションが生まれるといったミラクルが起こることがあるのです。
何かに集中していると読んで時のごとく、視点が中に集まっているわけですから、その1点しか見えていないのです。
そこで違うことを考えたり時間を置いたりすることで、「バードビュー(bird view)」なんてことばを耳にしますが、上空から俯瞰的に1点に集中していることを眺めてみることで、客観的な視点を取り戻し、結果的に新たな気づきを得ることができるのです。
新たな気づきを得るきっかけの1つとして地味ではありますが、ウォーキングもありなんだなぁと思っています。
パン生地もそうですが、こねた後にすぐには焼かず、ただ何もせず生地を寝かしておく。
ただ遊んでいるように見えますが、とても大切な「工程の1つ」になっているのは、言うまでもありません。
ウォーキングで起こりうるデメリット
ただし、ウオーキングには1つだけ欠点があります。
それは足のかかとや足首、膝(ひざ)への負担です。
特に長時間になればなるほど顕著に現れてきます。
歩数を重ねるたびに、メカ的な観点で言うと毎回衝撃が加わるためです。
冒頭でも少し触れましたが、1日1万歩で言うと、片足に5千回もの衝撃が加わっていることになります。
かかとについてはそれなりに硬い骨でできており頑丈であるものの、足首や膝は可動する部分となっています。
メカエンジニアの観点で見ると、この可動箇所は特にくせ者です。
可動箇所は故障率が一段と高く、製品設計を行う際、細心の注意を払って設計を行うポイントとなります。
ちなみに1歩1歩足首や膝にかかる衝撃力ですが、力学的に言うと下記計算式があり、重量に比例します。
・F=mv/Δt
例えば現在の体重が60kgの人が66kgに増えてしまうと、衝撃力が1.1倍増加します。
逆に言うと、ウォーキングなどの日常生活の見直しで54kgに減量できたとすると、衝撃力が0.9倍へ減少することとなり、足首や膝への負担を何もせずとも軽減させることができるのです。
力は重量に比例する。
重さが倍になれば、力も倍になる。
重さが半分になれば、力も半分になる。
ライト級のボクサーよりヘビー級のボクサーに殴られた方が痛い。
軽自動車よりもダンプトラックの方が電柱に衝突した際の破壊力がでかい。
実体験をはじめ、感覚的にすでに知っていることは、力学的に数式で表すことができます。
エンジニアはこの数式を逆手にとり、夢物語で生み出した空想の中にある製品を現実の物へと具現化する行為(=設計)を行っているのです。
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衝撃を克服するためのウォーキングシューズ
このままでは足への衝撃の恐怖心から、ウォーキングなんて到底できなくなってしまいます。
ただし、足首や膝(ひざ)への負担といった欠点を補う手段が1つだけあります。
それはクッション性の高いスニーカーを履くことです。
特にウォーキングを目的に開発されたウォーキングシューズは、かかとの部分が「マショマロ」とまでは言いませんが、格段にクッション性が高く、足首や膝(ひざ)への衝撃を吸収してくれる優れものとなります。
エンジニア観点で見た場合、衝撃への対策としては、衝撃に負けない強度を確保するか、衝撃を吸収してしまうかの2つに1つです。
前者の衝撃に負けない強度を確保しようとすると、かかとに鉄板を当て、足首や膝にサポーターを付けテーピングでグルグル巻きにするしかありませんが、現実的ではありません。
よって、後者の衝撃吸収策を考えておく必要があり、ウォーキングシューズに行き着いた結果となります。
私はこれまでごく一般的なスニーカーを履いてきましたが、ウォーキングシューズを一度履いてしまった今、元のスニーカーには戻れなくなってしまいました。
これまでの一般的なスニーカーは、かかとがとても硬く感じるようになったためです。
各社様々なウォーキングシューズがありますが、私がたどり着いたのはタイトル画像にもある「ニューバランス880シリーズ」となりました。
メンズだけではなく、レディースもラインナップにあります。
色はメンズとレディース共通でネイビーをはじめ、ブラックとグレーの計3色。
レディースについては、少しだけ淡く柔らかい印象を受ける色合いになっています。
ニューバランスはガチガチのスポーツ感はなく、カジュアルな印象を持ち合わせていることが、お気に入りのポイントとなっています。
かなり崩れてはいるものの、ビジネスカジュアルで日々通勤をしています。
スポーツ感満載の靴を履いてしまうと、足下だけが妙に浮いてしまうのです。
このニューバランスの外観をもってすれば、平日の通勤時や休日の普段履きとしても両立してくれるので大変助かっています。
このニューバランスのウォーキングシューズですが、もう1つうれしい大きな特徴があります。
その大きな特徴は、ウイズサイジングといった「幅広タイプ」の選択が可能になることです。
私もそうですが、日本人の足はやや幅広の方が多い傾向にあると言われています。
ワイドタイプのシューズは、窮屈感のないとてもゆったりとした履き心地を得ることができます。
様々な歩くシーンにおいて、このウオーキングシューズは快適にサポートをしてくれます。
ワイドタイプを試したことのない方には、ぜひおすすめです。
幅広にしたいけど初めててでよく分からない方は、メンズの方であれば「4E」、レディースの方であれば「2E」をおすすめします。
私はメンズなのでもちろん「4E」を選択。
これまで履いきた通常サイズと比較し、ゆったりとした履き心地でとても快適になったことを明らかに感じることができるはずです。
最後に
一流のアスリートは「道具」にこだわりを持ち、愛着を持って手入れを行います。
道具は自分のプレーそのものを生み出す手助けをしてくれることを実体験をもとに理解しているためです。
今回ご紹介したウォーキングシューズは、ここで言うところの「道具」に思われたかもしれません。
しかしながら実はそうではありません。
「ウオーキングシューズ」ではなく「自分の体」を道具として受けとらえていただきたいのです。
自分の体はこの世に1つしかなく、他のもので代用できるものではありません。
若いうちは無理もききますが、その代償は消えることなく40歳前後に自分の体に腰痛などをはじめとする症状が顕著に現れてきます。
(厄年というのも実によくできていて、先人からの忠告そのもので、特に気をつけなければならない時期となります。)
余談ではありますが、Apple Watchを普段から着用しておくことで、自分の体の様々なデータを意識することなく収集することができます。
それらのビッグデータを元に体の状態を見える化させるものが、ヘルスケア関連のアプリとなります。
例えば体重や心拍数など、現時点の状態を確認できますが、半年や1年といった長期間における変動をアプリを使って簡単に確認することができます。
自分の体の状態が見えるようになれば、新たな気づき得ることができ、不健康になってしまう前に予防や対策を事前に打つことが可能となります。
個人的な話となりますが、最近少し息苦しいなぁと思いアプリを確認したところ、睡眠時間が不足しており心拍数が上昇していることが分かりました。
その後は意識的に睡眠時間を確保することで、心拍数も平均値周辺に落ち着き、息苦しさもなくなりました。
とても地味なことのように思えますが、極端に言うと先手先手の行いにより、少なからず体調を崩してしまう前に対策が打てたということになります。
今回ご紹介したウォーキングシューズを履くことで、何らかの形で健康の礎を築くことにつながれば、私自身とてもうれしく思います。
1度だけの人生。
無理することなくぼちぼちと、共に楽しく日々を過ごして行きましょう!
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。