こすると消えるフリクションボール。とても便利でよね! 仕事にプライベートに。ますます使用する機会が増えており、実際に使っている方をよく目にします。ただ欠点として、こすると消えるだけに、高温環境下において文字が消えてしまうことから、公文書といった役所系の文章をはじめ、保管を目的としている書類には使うことができず、まだまだ従来からのボールペンといったものが活躍しています。役所や会社で日常的に使われているボールペン。もちろん実使用上なにも問題はないのですが、「少し洒落たデザイン」、さらに欲を言えば「少し高級感をも漂わせ」、しかも「多色対応!」 といった、超欲張りなボールペン。もしこの世の中にそのようなボールペンがあるとすれば・・・。ちょっとした時間に変化が訪れるような気がしませんか? 今回は、私が普段から愛用している、自分へのご褒美として購入したとても大切なボールペンをご紹介していきたいと思います。父の日のプレゼントをはじめ、職場でお世話になった方や友人へのプレゼントにも最適な、”ラグジュアリー感” 満載のボールペン。何気なく書類に文字を記入している、ごくあたり前のちょっとした時間。そんな時間でさえも少し幸せ感が得られる体験。ぜひ一緒に経験してみませんか?
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特徴
外観
ヘアライン
プラスチック製であるものの、ブラックかつヘアライン調の仕上げによりチープさを感じさせない。
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ペン先
ペン先に色が着色されており、今何色のペンが出ているのかが分かる。
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機能
4色対応
一般的なボールペンと変わらないこのペンの細さで4色は驚異的。エンジニアという職業がら、イラストを描いて説明する機会が多いが、4色もあり大満足。
使い方
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インクの出し方
ノック根元の本体に、ぐるりと1周4色の帯状の色が配色されており、出したい色を上側にしてノック押し込むと、その色に応じたペン先が顔を出すといった、魔法のようなギミック。これもエンジニアという職業がら分解願望をくすぐられますが我慢。
インク交換の仕方
ねじ式となっており本体をひねることで2分割。初めてインクを交換する際、「ここで開くのかよ!」 とつぶやいてしまったほどの、継ぎ目を感じさせない外観へのこだわり。
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書き心地
”ぬるぬる” としたすばらしい書き心地。インク粘度が高く、冬場といった周辺温度が低い時期、書き始めだけインクの出が悪く、少しかすれる場合あり。(メモ帳へ ”クシュクシュ” っと試し書きの儀式を行い気持ちを高めます。何事もプラス思考が大切!)
バウハウスのDNAを今に伝えるラミーの原点
1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。バウハウスの影響を受けたデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手による秀逸なデザインは、40年以上の時を経た現在でも決して色褪せることなく、ラミーデザインの原点を伝える永遠のロングセラーとなっています。
ボディは樹脂とステンレスのコンビネーションで、磨き上げられた樹脂の表面には繊細なヘアライン処理が施されています。世界で初めてステンレス無垢材を用いて作られたスプリング入りクリップは、今なお人々の目を引きつけるものです。近年はローラーボールもラインナップに加わりました。
引用元:LAMY公式HP
他のボールペンとの比較
本体の太さ
最近流行りのフリクションボールとの比較。1色もののフリクションボールに対し、4色のLAMY2000。4倍の替え芯を効率的に本体に収納。同じ太さなのに驚異的! 様々な機構を含め、限られたスペースへ納め切ったエンジニア。すばらしいの一言です!
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質感
双方とも同じプラスチック材を使用。通常プラスチック材はチープな仕上がりとなってしまうが、LAMY2000は、色と表面処理だけで、これだけ大人の落ち着いた高級感満載の質感に。これまたデザイナーに脱帽!
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カスタマイズ(絶対におすすめ!)
国内のボールペンといえば、ジェットストリームが大人気ですよね。ボールペンなのに、周囲温度に関係なく、ゲルインクのような途切れのないクセになる滑らかな書き心地。おまけに油性ということもあり、文句のつけようのないインクが使われています。LAMY2000の替え芯は、”4C規格” に準拠。この規格を満足していれば、どのメーカーの替え芯でも使用することが可能です。
もちろんジェットストリームにも4C規格の替え芯が販売されており、初回のインク切れで交換を行う際、ジェットストリームの替え芯に入れ替えることで、寒い時期の書き始めのかすれといった弱点も克服! また、世界最強の滑らかな書き心地で、超ウルトラ級のボールペンへと進化させることができます!
最後に
いかがでしたでしょうか。パソコンやタブレットがありふれてきた世の中。久々に文字を書こうとすると、なかなか漢字が出てこないといった経験、多いのでははないでしょうか? (スマホで漢字を表示させながらよく書いたりしていますよね。。) それぐらい、紙に文字やイラストを書く機会がどんどん減ってきています。 アイディアに行き詰った際、紙に文字やイラストを闇雲にペンを走らすことで、漠然としていたイメージがより現実味を浴びてくといった経験をよくします。見た目なんて関係なしに、モヤモヤしていることを、文字や絵を使ってぐちゃぐちゃっとラフにスケッチを書きなぐる。人には、左脳(思考)と右脳(直感)がありますが、手を動かして書き出し、それを見て考えることで、お互いが相乗効果で高まり、漠然と腕を組みながら考え込んでいるよりも、様々なアイディアが浮かんできます。今回ご紹介したボールペンに限らず、自分のお気に入りのアイテムで、ぜひ成功体験を繰り返してください。縁起物ではありませんが、きっと勝利の方程式といったように、「これを使えばなんとかなる!」といった、マインドセットができてくるはずです。自分にとっての縁起物。思い入れや愛着のあるアイテム。ひとつでもより多く作ることができたとすれば。ちょっとした瞬間でさえ、より豊かな人生に変わっていくのかもしれませんね。